【作業不要】衣替えをしない部屋づくりのポイント10【めんどくさい】

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まとめ

面倒なら、「やらないで済む環境」を作ればいいのです。

  • 「毎年の衣替えがホントに面倒で・・・」
  • 「そもそも衣替えのための収納スペースなんて余ってないし・・・」
  • 「衣替えが不要になるコツってないの?」

今回は、こんな悩みや疑問にお答えしたいと思います。

ここのところ、衣替えをテーマにしたエントリーを続けて投稿しておりましたが、それも今回の内容をお伝えするための前振りだったと言っても過言ではありません。

ここでもう一度考えてみてください。衣替えって、本当に必要ですか?

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真実:収納にも「家賃」を払っている

ついつい忘れがちですが、僕らが毎月支払っている家賃というのは、押入れやクローゼットの中も含まれています。

「既存の収納スペースに入り切らないから・・・」と新しく収納家具を買ってしまえば、それを置くスペースのぶんも家賃に含まれてしまうのです。

よくよく考えてみると、クローゼットに入り切らないほどの量の洋服なんて、どんなものを持っているか自分でも把握しきれていないのではないでしょうか。

そんなもののために限られたスペースを使い、そのぶん住み手自身が肩身の狭い思いをしている・・・正直馬鹿らしいと思いませんか?

悩み:衣替え用のスペースなんてない・・・。

そもそも、収納スペースが余っているなんて人は、本当に稀です。

最近では「押入れがない部屋」というのも増えてきており、オフシーズンの洋服が大きな透明ケースやダンボールなどに無造作に放り込まれ、部屋の奥で存在感を主張しているなんてケースも見かけます。

せっかく家具やインテリアにこだわっていても、こういったものが一つでもあればせっかくのオシャレ部屋も台無しです。なにより窮屈ですしね。

こういった問題を解決するには、オールシーズンの衣類収納をクローゼットの中だけで完結させてしまうしかありません。つまり「衣替え不要の部屋」を目指すのです。

衣替えが不要になるワードローブのルール

  1. 着ない洋服は買わない
  2. 収納できない量を買わない
  3. 新しい洋服を買ったら、代わりになにか一着処分する
  4. たまにしか着ない礼服などはレンタルにしてしまうのも手

こんなところでしょうか。

「足りなくなったら収納を増やせばいい」という意識は、不要になった洋服と一緒に処分してしまいましょう。

収納スペースに制限を設ければ、普段の買い物にも慎重にならざるをえません。結果として、身の回りのアイテムが本当に気に入ったものだけに厳選され、節約にもなるとまさに一石二鳥です。

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クローゼットのスペースを最大限活かす9つの収納術

アイテムごとに収納場所を決める

あなたは洗濯した衣類を、空きスペースにそのまま無造作に放り込んでいませんか?

収納スペースを最大限活用するには、収納するもの自体を常にしっかりと把握している必要があります。

そのためにはアイテムごとに収納場所をしっかりと決めておくことが大切です。

使ったものは同じ場所に戻す。衣類収納に限らず、整理整頓の基本ですよね。

なるべくピッタリのサイズの収納を選ぶ

あまり深く考えずに勢いで収納を選んでしまうと、クローゼットにムダなすき間ができてしまいます。

収納に限らず、家具を購入する前にはしっかりと部屋の隅々まで寸法を測っておくのが重要。メジャーはすぐ手の届くところにいつも置いておきましょう。

サイズさえしっかり把握できていれば、実物を見なくてもネットなどで最適なアイテムを購入することが可能です。選択肢も広がってこちらも一石二鳥ですね。

購入の際、ケースやハンガーなどはなるべく同じもので揃えると、無駄なすき間が生まれにくくおすすめです。

引き出しタイプの収納ケースを選ぶ

衣類収納の基本は、やはり引き出しタイプでしょう。

引き出しの中身が取り外せるタイプなら、オンシーズン/オフシーズンごとに簡単に場所を入れ替えることもできます。

「大は小を兼ねる」と言いますが、むやみに底の深いケースばかり買わず、収納する衣類のタイプにピッタリ合ったサイズを選び、無駄な隙間ができないように心がけましょう。

ハンガーをアウターやシャツ以外の収納にも活用する

特に一人暮らしの方など、クローゼットを衣類以外の収納用途にも使っているケースでは、下部の収納スペースがすぐにいっぱいになってしまい、衣類が入る余裕がすぐになくなってしまうことも多いはず。

そういったときは、衣替えに役立つ収納・整理グッズのまとめでも紹介した「ハンギングオーガナイザー」「マルチユースハンガー」などを使って、様々なものをハンガー収納してしまいましょう。

押入れをクローゼット代わりに使っていたり、クローゼットが大きくてスペースに余裕がある場合は、思い切ってハンガーパイプを増設してしまうのも一つの手です。

衣類は思っているよりずっと重いので、強力な突っ張り棒を選んだり、なるべく軽いものを新しいハンガーパイプに掛けるようにするのがコツです。

「空中」にも無駄を作らない

すき間スペースというと床ばかりに目がいきがちですが、もっと立体的に見るようにすると、空中にもずいぶんと空きスペースができてしまっていることがよくあります。

ハンガーに掛けた衣類は、なるべく丈を揃えて並べ、丈が低いシャツやアウターの下にギリギリまで収納を置くなど、三次元の空間を最大限有効に活用しましょう。

コンパクトに畳む

たたみ方も、衣類やケースのサイズに合わせ、収納しやすさを考えた方法で畳んであげる必要があります。

衣替えのコツのエントリーでも紹介しましたが、YouTubeなどを検索すればプロの方が考えた様々なたたみ方のアイデアが紹介されていますので、ぜひ自分に合ったたたみ方を探してみてください。

ルールを決めて分類収納する

  • 種類(季節)で分ける
  • 色で分ける
  • 使用頻度で分ける

衣類収納の分類方法としては上記の3つが一般的です。

基本的には季節ごとに大まかにエリアを分けて、その中でコーディネートしやすいように色を分けたり、使用頻度の高いものを手前に来るようにするといいでしょう。

ミニボックスや仕切りで分けて収納する

引き出しやケースの中がごちゃごちゃしてしまいがちな人は、中に仕切りを入れるのがおすすめです。

無印良品やニトリなどの収納ケースは、専用の仕切りやミニボックスなどが別売りで購入できますので、適宜組み合わせるといいでしょう。

ほかにも書類入れ(ファイルボックス)ブックエンドなどを仕切りとして使うアイデアもあります。

こういった仕切りに使えるグッズは100均(100円ショップ)などでも色々と見つけることができますので、収納するものに合わせて選んでみてください。

詰め込みすぎない

ここまで「ムダなく」を何度も念を押してきましたが、あえて余裕(空白スペース)を常に残しておくというのも、賢いテクニックの一つです。

限られたスペースを最大限活用しようとしすぎるあまり、衣類を引き出しへギュウギュウに詰め込んだり、ハンガーにすき間がないほど掛けてしまい、かえって使い勝手が悪くなってしまう・・・。

そんな落とし穴も、あえて意識的に空白スペースを残しておくことで解消できます。

おまけのコツ:どうしても入り切らない洋服は・・・?

これまで紹介してきたテクニックを使ったとしても、どうしてもクローゼットだけでは入り切らない衣類が出てくるケースもあります。

また、思い切って洋服を減らそうと試みても、「いつか着る機会があるかもしれないし・・・」と、処分することを躊躇してしまうものも多いかと思います。

そういったときは、収納家具(タンス)を増やすのではなく、トランクルームに預けてしまうのがおすすめです。

こうすることで、心理的にその服と距離を置くことができ、本当に必要なものかどうか冷静に判断できるようになります。

また、わずかでも収納のためのコストを毎月負担することで、普段支払っている家賃も同様なのだと強く実感できる効果もあります。

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