午後の仕事が捗らないアナタに。インテリアハック式パワーナップ

【PR】リンクの一部にアフィリエイト広告を使用しています。

書斎インテリア
philo
philo

5分休息の次は、20分休息。

美味しいランチを食べて大満足。さあ、気分を入れ替えて午後の仕事や勉強に臨もう・・・!

そんな僕らに襲い掛かってくる難敵。それが「眠気」です。

重くなる瞼を必死に起こしながら作業に集中しようとしても、なかなか捗らない。結果、ダラダラずるずると時間が過ぎ、午後の時間が無駄になってしまった。

そんな経験がある方は、僕だけではないはずです。

ランチが眠気の原因・・・じゃない?

よく「食後は脳への血液のめぐりが悪くなるので眠くなる」と言われていますが、これは間違いだそうです。

スタンフォード大学の研究によると、昼食と眠気との因果関係はなく、たとえ昼食を抜いたとしても、人は午後2時前後に眠気のピークがくるのだとか。これは「アフタヌーンディップ」と呼ばれており、人間の体に備わった生理現象なのです。

体の仕組みに逆らって無理に起きていようとしても、作業が捗らないのは当然のこと。そこでおすすめするのが「パワーナップ」です。

パワーナップとは?

「パワーナップ」は、コーネル大学の社会心理学者ジェームス・マースによる造語。要するに「昼寝」です。

ただし、一般的に言われているお昼寝(シエスタ)よりも短い15〜30分ほどの短い仮眠(20分くらいが基準)をいいます。

カリフォルニア大学サンディエゴ校精神医学部のサラ・メドニックによると、昼の20分の仮眠で、なんと8時間分のスタミナを取り戻すことができるんだとか。

30分を越えてしまうと、体が深い眠りに入ってしまい、かえって疲労感が増してしまいます。1時間を超えた昼寝は、認知症や心筋梗塞・脳梗塞などのリスクが増すという研究データもありますので、「昼寝は短く」が鉄則です。

ベッドは避けよう

普段睡眠に使っているベッドをパワーナップ(昼寝)に使ってしまうと、深い眠りになりやすいデメリットがあります。習慣化した行動は、なかなか侮れません。

また、食べてすぐ横になると、消化液が逆流しやすくなるという話もありますので、お昼寝は座った状態で行うのが基本です。

そこで、パワーナップにぴったりの椅子をいくつかピックアップしてみました。

ヘッドレスト付きオフィスチェア

仕事や勉強で使っている椅子を、ヘッドレストが付いたリクライニングチェアにすると、背もたれに寄りかかるだけで手軽に仮眠をとることができます。

最近ではベッドのようにフルフラットになるなんてオフィスチェアもありますが、通常のリクライニング機能でも十分です。

さらにフットレストがあると、よりリラックスできておすすめです。

ラウンジチェア

スペースに余裕があるなら、専用の「パワーナップチェア」を用意するという方法もあります。

前回のマインドフルネス用スツールのすすめでも書きましたが、習慣化の仕組みを逆に利用してスムーズに仮眠に入れるようにしようというわけです。

Googleなどは専用の「お昼寝ポッド」を導入しているんだとか・・・。一度体験してみたいですねぇ。

デスクピロー(昼寝枕)

オフィスチェアーを買い換える余裕も、ラウンジチェアを置くスペースもないという方にはこちら。

うつ伏せ寝だとなんだか体が休まった気がしない・・・というお悩みも、専用のクッションがあれば(そこそこ)解決します。

オフィスや学校に持っていって使えば、みんなが羨ましがるかも?

パワーナップのコツ

仮眠をとるときは、周囲の光や音はなるべく遮断しましょう。

以前ご紹介した耳栓ノイズキャンセリングイヤホン、前回ご紹介したアイマスクを使ったり、ブランケットなどを頭からかぶるのもおすすめです。

また、寝る直前にカフェインを摂ると短時間でもスッキリと目覚めることができるそうです。

これはカフェインは覚醒効果が出るのに30分かかるということを活用したテクニック。これなら仮眠の妨害にはなりません。

ちなみに、ランチ後の満腹感からくる気だるさは、炭水化物の取り過ぎなどによる低血糖状態が原因だそうです。

眠気だけでなく、こちらも作業効率を落とす原因になりますので、食べ過ぎにはくれぐれも注意してください。

「寝つきが悪いので仮眠が苦手」という方もご安心を。

眠らずとも、目を閉じているだけで脳疲労を回復させる効果があるそうです

ちゃんと仮眠できなかった・・・と気にやむことなく、リラックスして午後のひとときを満喫しましょう!

タイトルとURLをコピーしました