初心者でも簡単にできる、壁掛けテレビの方法を探している。
テレビ台を置くと部屋が窮屈になって・・・。でも賃貸物件だから壁にネジ止めとかはできないし・・・。
そんな悩みをお持ちのあなたのために、賃貸OKな壁掛けテレビの簡単DIYテクニックを紹介します。
具体的なおすすめ壁掛けグッズやスマートな配線のコツなども解説しているので、この記事を読めば、DIY初心者でもあっという間に夢の壁掛けテレビが実現できるはず。
リビングスペースを今よりもずっと広く使えるようにして、生活をより快適に生まれ変わらせたい方は、ぜひ最後までご覧あれ。
【簡単】壁掛けテレビをDIYする方法3選【賃貸OK】
方法1:ホチキス金具
ホチキスで重いテレビを支えられるの?
ほとんどの人が、初めて聞いたときはこんなふうに感じることでしょう。
しかし、1本では保持力の弱いホチキスの針でも、これでもかと大量に使うことで、なんと65インチのテレビですらがっちり固定できるというのだから驚きです。
使用するのは一般的な家庭で使用するホチキス(180度開くもの)だけ。パチパチパチ・・・とひたすらに打っていくだけで、テレビ固定用の金具を壁にしっかり取り付けることができます。
ひとつひとつの穴はホチキスの針程度でほとんど目立たないため、賃貸物件の壁でもOK。
このジャンルは他にも収納棚やフックなどさまざまな種類があるので、まずはそちらから試してみるのもおすすめですね。
方法2:突っ張り棒
すっかりオシャレDIYerの定番グッズとなった突っ張り棒。
一般的なテレビ壁掛け用金具と突っ張り棒を組み合わせることで、壁を一切傷つけることなく壁掛けテレビを実現できるというわけです。
有名なのはツーバイフォー材の上下に突っ張り用パーツを取り付けるタイプのもの。木材自体はホームセンターで簡単に買えるので、初心者でも簡単にDIY気分が味わえます。
上下のスペースに収納棚などを追加することもできるため、用途に合わせていろいろレイアウトを模索してみては?
方法3:壁寄せスタンド
最後に紹介するのは、いわゆる「壁掛け風」にするための便利アイテム。
一般的なテレビ台やスタンドよりもずっとスリムなアームと台座によって、壁にピッタリと寄せれば壁掛けテレビと遜色ないスッキリとした見た目になるのが大きな特徴です。
移動も簡単なので、後からテレビレイアウトを自由に変更できるのもメリットのひとつですね。
レコーダーやゲーム機などを載せる台がオプションで付いているものも多いので、用途に合わせてうまく組み合わせてみましょう。
どんなテレビでも壁掛けできるおすすめグッズ5選
TVセッター壁美人
ホチキス金具の元祖かつド定番。
S・M・Lの3種類があり、下は23インチから大きなものでは65インチまで幅広いサイズのテレビに対応しています。
正規機関による耐震検査でも震度7をクリアするなど、耐久性も申し分なし。
標準で上下の角度調整ができるほか、左右の角度も変えられるアーム付きモデル(47インチまで)もあり。
取り付け金具やネジ類、ホチキスの針まですべて揃っているので、こちらはホチキス本体を用意するだけでOKなのもありがたいですね。
ディアウォール
突っ張り棒の業界に革命を起こした画期的なDIYアイテムがこちら。
商品自体はシンプルな四角いパーツ2つのみ。これを市販のツーバイフォー材の上下に取り付けることで突っ張り棒化し、即席の「柱」を作ることが可能というわけです。
テレビを固定する際は、通常の壁用の取り付け金具を柱(できれば二本以上)に取り付けるだけ。
専用の棚受けを使えば、本棚や飾り棚なども簡単に作れるのでリビング以外にも使ってみてはいかが?
ラブリコ
ディアウォールのライバル商品としてよく比較されるのがこちら。
仕組みはほぼ同じ。違いとしては、
- ディアウォール:パーツのデザインがスッキリしている(バネ・ネジが見えない)
- ラブリコ:ツーバイフォー材をより壁に近く設置できる(隙間が少ない)
こんな感じ。
まあ、致命的な差はないので、ぶっちゃけ好みで選んで問題ないかと。
EQUALS WALL
壁寄せテレビスタンドといえば、おそらく最も有名なのがこちら。
しっかりと重量のあるベース部分に頑丈な鉄骨アームを組み立てることで、大画面テレビでもまったくグラつかない性能を実現。木目調のフロントパネルは見た目の美しさとコード収納を兼ねているのもポイントです。
オプションも非常に充実しており、コントローラーなどが収納できるゲーム機棚やサウンドバー専用の棚板など、使用スタイルに合わせてさまざまなパーツを組み合わせることができます。
壁寄せタイプのほか、自立型のポール式スタンドもあり。こちらも非常にシンプルなデザインになっているので、好みに合わせて選んでみては?
SLOOT
もう少し手頃な価格でシンプルな壁寄せテレビスタンドを探している人はこちらがおすすめ。
標準で棚板が1枚付いているのもポイント。もちろん取り外してスッキリ見せることも可能です。
左右30度の角度調整もできるので、常にベストポジションでテレビが視聴できるのもありがたいですね。
背面部分はコード収納のほか、マグネット式の電源タップをそのまま貼り付けて隠しておくことも可能。
設置場所に合わせてハイタイプとロータイプが選べるので、オフィスのモニタースタンドなどにもいかが?
壁掛け風テレビスタンド SLOOT(スルート) ハイタイプ 60V型対応壁掛けテレビの配線テクニック
- ホチキス金具:配線カバー(モール)を使ってケーブルを隠す。
- 突っ張り棒:ツーバーフォー材にモールを沿わせる。
- 壁寄せスタンド:アーム部分にケーブルや電源タップを隠す。
配線カバー(モール)はなるべく壁紙や巾木の色に合わせるのがポイントです。
中には粘着テープが強めのものもあるので、間にマスキングテープを挟んで粘着力を弱めるのもテクニックのひとつ。
モール自体は100円ショップでも売っていますし、賃貸物件なら「壁美人」シリーズの配線カバーもおすすめですね。
まとめ
記事のまとめとして、目的別におすすめの壁掛けDIYテクニックをまとめておきます。
- なるべくスッキリと壁掛けしたい人・・・ホチキス金具(壁美人)
- 収納棚もついでに欲しい人・・・突っ張り棒(ディアウォール/ラブリコ)
- 壁や天井にわずかな負担もかけたくない人・・・壁寄せスタンド(EQUALS/SLOOT)
ちょうど新しいテレビを買おうと考えている人は、同じタイミングで壁掛けDIYもやってしまったほうが手間が少ないですよ。
各アイテムのリンク先には、実際にテレビを壁掛けにしたお家の写真なども多数掲載されているので、気になった方は今すぐチェックをぜひぜひ。